初期の自閉症の兆候
自閉症の兆候は、初期の症状が発症しているかを確認することによって知ることができます。
確認される症状は、乳幼児期に発症することが多いようです。
早期発症の子供の場合母親に抱かれない、親の後追いをしないことなどが挙げられます。
発症していない子供のような母子関係が築かれていないことによって起こる症状です。
自閉症の兆候のある方は、周りの方と関わることが苦手です。
これは、子供にも大人にも共通していうことのできることです。
自閉症の兆候の判断基準
自閉症の兆候の判断基準としては家族でもわかるもの、専門家の検査によるものがあります。
家族でもわかる判断基準としては、主に3つの症状が挙げられます。
対人関係、言葉の遅れ、物事への強いこだわりです。
これらの症状は、自閉症の兆候として目立って見受けられます。
対人関係については、コミュニケーションをうまくとることができません。
投げかけた質問とは無関係のことを答えたりします。
言葉の遅れについては、話すことのできる言葉の数がなかなか増えません。
頻繁に聞く言葉、興味を持った言葉を繰り返す傾向があります。
物事への強いこだわりは、行動や興味の範囲が制限されることに繋がります。
新しい刺激に弱く、予想外の出来事が起こると適切な行動をとることができません。
自閉症の兆候の時期
自閉症の兆候は、1歳くらいからあるとされています。
この時期の症状としてはお母さん以外の方に抱かれても平気であること、乳児期に抱いても喜ばないということが挙げられています。
ただ、赤ちゃんのときは知らない方にでも機嫌よく抱かれたりします。
乳児期には人見知りが激しくなるということもありますので、この時期での認識は難しいでしょう。
2歳くらいには自閉症の兆候として、親でも認識することのできるようなものが多くなります。
言葉がほとんど出ないか、2、3語出た後も会話に発展しないという症状が発生します。
他人の表情や気分を読み取ることができなかったり、顔の表情がなかったりします。
また、1、2歳頃までに出現していた意味のある言葉が消失したりします。
3歳くらいになると、はっきりと診断結果としてわかるようになります。
自閉症の兆候と扁桃体
自閉症の兆候のある子供の脳内では「扁桃体」と呼ばれる部分が通常より大きくなっていると、アメリカにあるノースカロライナ大学の研究者が発表しました。
乳幼児期の大きさを調べることで、自閉症の兆候を判別することができるのではないかとしています。
ノースカロライナ大学のジョゼフ・ピーベン博士は発症のある子供50人とない子供33人の脳について、MRI(磁気共鳴断層撮影)を用いて2歳時と4歳時を対象に調査しました。
発症のある子供の扁桃体が平均して13%大きくなっているという調査結果が出ました。
現在は、保護者が大きさを調べることはできません。
しかし、将来的には診療判断の有効な手段になり得るとしています。